「フラダン」:読書感想文(調べ物でお茶をにごした編)

お知らせ:2020年8月17日更新→

「フラダン」の読書感想文です。まったくと言っていいほど印象に残らなかったので、どうやって書こうかと思いました。あと、メモにも書きましたが無理やり震災のエピソードを入れ込んでいるという感じで、取り扱いに悩みました。こういう場合は基本に戻って、あらすじ、印象に残ったシーン、そして登場するものについて調べたこと、について書いていきます。なんとか形にして、まとめる、という作業です。もちろん、感動した、という方はそれについて書いてくださいね。

私が簡単に調べたのは、フラガールズ甲子園、スパリゾートハワイアンズ、フラダンス、です。これらについて簡単に書いて、お茶を濁しました。では例文です。

福島の工業高校が舞台。生徒のほとんどが男子のなか、女子生徒だけのフラダンス愛好会は男子メンバーの獲得をすすめる。同クラブは地元での慰問活動を行いながら、フラガールズ甲子園での優勝を目指す。クラブのメンバーの心のふれあいや、友情、成長を描く。

日本でフラダンスといえば福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズだ。かつては常磐ハワイアンセンターと呼ばれたこの温浴施設は、もともとはこのあたりで石炭を採掘していた常磐興産という会社が、時代の変化で規模縮小をしなければならなった際に、従業員の雇用の確保を目的として作った 。以降、いわき市はハワイアンセンターのアトラクションであるフラダンスで有名になる。施設誕生当時の模様を映画にした「フラガール」も記憶に新しい。

本書のストーリーのクライマックスに登場するフラガールズ甲子園も開催場所はいわき市だ。この大会は全国の高校のフラダンスクラブがダンスを競うもの。初回は2011年東日本大震災の直後に開催された。以降、震災復興のイメージと結びついている。

福島といえば東日本大震災と原発事故だ。本書でも震災の影響について触れる。いまなお仮設住宅に住む人、原発事故を起こした電力会社の従業員、その家族なども登場する。やはり福島といえばこの話題は避けて通れないのかも知れない。

ストーリー自体はよくある青春ものだ。ふとしたことから女子だけのフラダンス愛好会へ入部してしまう男子生徒の視点で物語は進む。本書でもこのフラダンス愛好会は「女子生徒の憩いの場」として作られたとある。それはもっともだと思った。私がもし男子ばかりの高校に行ったら、とても嫌な感じがするし、憩いの場は欲しい。反対に、女子だけの学校に男子が行っても、同じように感じると思う。

調べてみると、フラダンスは正式には「フラ」だけで、フラはハワイの伝統的な歌舞音曲という意味だ、そうだ。カヒコと呼ばれる古典的なスタイルとアウアナと呼ばれる現代的なスタイルがあるそう。本書の登場人物たちは古典的なものを扱っているようだ。

私のフラダンスのイメージは女の人が踊っているものだ。本書で男のフラもあると知った。男子は腰みのをつけて上半身ハダカで踊るわけだ。どちらかというとポリネシアの踊りのような感じでもある。もし、フラダンスをやりたいか、と聞かれれば、正直私はやりたいとは思わない。登場人物はココナッツのブラだけで踊るとあったし。

対象は何であれ、高校時代に何かに打ち込むことはいいことだとあらためて思った。新しい友達、友情、自分でも知らなかった自分自身の可能性、そして人間としての成長。私もこれからの学校生活の一日一日を大切にして、成長していきたいと思う。(1111字)

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