「君の膵臓をたべたい」:読書メモ・あらすじ

お知らせ:2020年8月17日更新→

「君の膵臓をたべたい」の読書メモです。ひどいレビューも多いので、期待していませんでしたが、かなりいいですよ。一方、感想文を書くとなるとちょっと難しいかも。

簡単なあらすじも書いておきました。次回感想文を書きます。

全く期待していなかったが、なかなかいい。かなりいいかも。

何人かの男の子なら若い時はこんなことがあるのでは。
主人公の男の子は自意識過剰で、頭でっかちで、そのくせ行動力がない。

文系の男のあこがれ、夢をえがいた小説だ
はつらつとした、余命いくばくもない女の子。
クラスにいる明るくて、人気があって、かわいい、おんなのこ。

男は女から告白されたい。
男はつべこべ言っているが、こころの本当の奥底では喜んでいるはず。

まあ、現実的には元気のいい女の子が好きなのは部活をやっている男子だと思う。活発な女の子が本好きの文化系の男の子に好意を抱くことはないかなぁ、という感じる。

これは、夢であり、お話であるということを強調するために、女の子の死期が迫っている、という設定が大事。
スウィート・ノベンバーという映画をモチーフにしているかも。チャーリーズ・セロンの演じる余命いくばくもない女の子が、死ぬまでの毎月彼を変えて行く話。

この男の主人公はたぶんイケメンだ。
主人公が二人で旅行する場面がある。思春期だったら女の子と二人で旅行したら理性を抑えられない。簡単に肉体関係に進展させないためにも高校生である設定は重要。

著者は男性

男性の視点から、「うまく自分のことを伝えられない、思春期の男の子」を上手に描いている。こういう男の子はどの学校のどのクラスにいるだろう。

固有名詞が最小限しか登場しないところもいい。文字でしか表せない部分、例えば、主人公の男の子の名前が『』の中の表現を変化させて表現するなど、文字による表現の良さをうまく活用している。映画化されたが、これを映像で表現するのは難しいだろう。

男の子が女の子と心を通わせることにより、人間は一人では存在しないということ、それに気づくことによって成長をする、というのが本書のテーマ。
それを固有名詞を表示しなかったり、その表記を工夫することにより相手との距離感、親密度、その変化をうまく描いている。

伝えなければわからない、自分で推測しても、相手に確認しなければならない。相手に自分の思っていることを伝えなければならない。
近年メールやチャットなどのコミュニケーションが主流になってきているが、コニュニケーションの本質的な部分がいかに重要か、それが人間として生きていく上でいかに大切かを描いている。

読み手の年令、性別によって読中、読後の印象が変わる小説だと思う。主人公たちと同年齢の女の子であればとても共感できると思う。一方、男の子は変な感じがするかもしれない。自分がどちらかといえばあまり社交的でないと思っている人にはとても共感しやすい小説。
成人の読者でも高校生当時を思い出すでしょう。
完全女性読者向け。

あらすじ
余命いくばくもない高校生の女の子が性格も反対のクラスメートの男の子と心を通わせる。女の子は明朗活発、クラスの人気者。反対に男の子は目立たず内向的。その女の子との出会いを通じて、男の子が人間として成長することを描く。

君の膵臓をたべたいはebook
で読むことができます。
本を買うより安いですよ。

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