「トラペジウム」:読書感想文

お知らせ:2021年8月29日更新

乃木坂46の高山一実作「トラペジウム」の読書感想文です。(1985字)
はっきりいってつまらないです。一瞬、薄くて、表紙が女の子のイラストで読みやすそうに見えます。ですが、なかなか読み進められません。つまらない本は読むのだ大変なんですよね。なので、本をあまり読んだことがない人は読み終えるのも、感想文を書くのも難しいかもしれません。
今回は読んだ本がつまらなかったという場合の感想文です。
あと、書くとしたら、乃木坂や芸能界、アイドルについて書いていくと良いかもしれませんね。

ーーーーー本文ーーーーーーー

城州という場所に住む高校生の女の子がアイドルになるという話。ずっとアイドルになりたかった主人公の東ゆうは城州の東西南北各地区の高校生を集めて、アイドルグループを作り、自分たちを売り込んでいく。ゆうの計画を知らない他のメンバーはなんとなく流れに任せながらアイドルになるものの、これでいいのかと悩み、アイドルをやめてしまう。最後はゆうが国民的なアイドルになる。

この本の作者はアイドルグループ乃木坂46の高山一実。現役のアイドルの書いた小説ということで話題になった。なんと25万部も売れたそうだ。もっとも買うのは熱心な乃木坂のファンだと思うが、結構売れるんだなと思った。肝心の内容だが、はっきりいってつまらない。私はふだんあまり本を読まないので、ただでさえ読むのが大変なのに、この本は読むのが苦痛だった。

どこが面白くないのだろうか私なりに考えてみた。まず、登場人物の設定が安易だ。南地区の華鳥さん。城州の南にある私立のお嬢様学校の超お金持ちという設定。ベタすぎる。「エースをねらえ」のお蝶夫人と出てくるが、私は「エースをねらえ」を聞いたことがあるが、内容はよく知らない。次は、北の美嘉。小学校から不登校になって、整形までしてしまう。これには正直ちょっと引いた。中学生ぐらいのときに整形をするなんて。まだ成長期だし、背も伸びるし、顔も変わるし。そして、高専でロボット制作の好きな西のくるみ。ほぼ男子校みたいな環境でタダでさえ女子が少ないのに、超かわいくてロボット好きなんて、ありえないというか。

そして主人公のゆうの性格が悪い。いくら自分がアイドルになりたいからと言って、無理やり多くの人を理由も知らせずに巻き込んだり、下心のある計画はちょっとどうかと思う。美嘉がずっと関わっているボランディアに目をつけて、それを利用する。なぜならアイドルになってからそのエピソードが刺さるからだとか。また、そのボランティア団体で山に登りに行くのだが、車椅子の女の子を登場させて、それをうまく利用しようとしたり。ボランティアとかやって印象をよくする、みたいな話は聞くけど、ちょっと嫌だな。

そのあとにゆうが考えたのは、テレビに取り上げられ、注目を集めること。城州の中央にお城があって、そこのガイドをやる。ゆうはカナダからの帰国子女で英語ができるという設定。このお城にも老人のボランティアのガイドがいるのだが、ゆうがなんとなく彼らを見下しているのがとても嫌な感じがする。うまくテレビに取り上げられた途端に、ガイドの老人たちとは連絡を取らない。ひどいね。

4人はテレビ番組で小さなコーナーを任されるようになるのだが、すぐにみんな芸能界の考えに馴染めずやめてしまう。まあそうだよね。ゆうしかアイドルになりたくなかったのだから。登場人物の気持ちや心の揺れ動きなどあまりかかれていないから読んでいて全く感情移入ができない。特に盛り上がるところもなく、はあ、そうですか、となんとか読み切った。

ファンタジーや漫画的な部分は置いておいて、プロの作家ではない人が書いた本というのはどんなものか考える。やっぱり自分の経験がある程度ベースになっているのではないかと思う。特に作者の場合は乃木坂46のメンバーのエピソードなどを借りているのだと思う。乃木坂にはドイツの帰国子女の生田さんとかいるし、番組の収録や芸能界の場面のやりとりは実体験なのではないかと思う。そういう目線で読むとちょっと面白いのかもしれない。では、そう考えると整形はどうなんだろう。やっぱり当たり前なのだろうか?芸能界は怖い世界だ。

本のタイトルである「トラペジウム」とは何かと思って調べると、オリオン座の大星雲にある4つの星だそうだ。比較的に若い星とのことで、この話の東西南北4人の高校生のことを表しているのだろう。みんなトラペジウムは知っているのかな?知らない人が多いのではないだろうか。別のタイトルのほうがよかったのではないかと思う。

あと、この本は本当に高山本人が書いたのか?ということも気にもなる。ネットで調べると、本人ではなく、「ゴーストライター」が書いているのでは?というコメントもあった。うーん、どうなんだろう。この本が出版されたのが2018年で、乃木坂にはトップ人気の白石麻衣や西野七瀬もいて、全盛期は過ぎてはいたが、まだまだ絶頂期。仕事に忙しくて、本を書く時間などないと思うからだ。本当のところはわからないが。

最後に良かった部分も書きたい。私も将来何になりたいか、ということを考えないといけないなぁ、と思った。主人公のゆうはアイドルになる、というはっきりした目的を持っていて、それを成し遂げるために様々な努力をした。一方、私はゆうのように「これになりたい」というような目的がない。そろそろ自分の進路や将来何になりたいかということを考えたい。



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