【か「」く「」し「」ご「」と「】:読書感想文

お知らせ:2021年8月29日更新

住野よる【か「」く「」し「」ご「」と「】の読書感想文です。(1941字)
アレンジする場合、以下について自分の思っていることを書くといいですね。
・超能力があったらどうするか
・人の思っていることはわからない
・人はそれぞれ違って当たり前自分の役割を見つけてそれをやろう
・文化祭、修学旅行、進路、受験など学校のイベントや学校の恋愛伝説

ーーーーーー本文ーーーーーーー

ひとの気持ちをその身体から発する記号で見ることができるという超能力を持った高校生男女5人の話。修学旅行、文化祭、進路、受験などのイベントを交えながら、考えていることや気持ちの揺れ動きを豊かに描く。作者は大ヒットした「君の膵臓をたべたい」の住野よる。私は「キミスイ」が好きだったので、同じ作者ということでこの本を手にとった。

他の人がどんなことを考えているか知ることができたらとてもいいと思う。みんなツイッターやLINEで色々発信していて、正直にいうと、本当はどう考えているんだろう?と思うことがある。やはり付き合いの部分もあるから、私も「見たよ」ぐらいの感覚でツイッターのハートのボタンを押したりしている。

そんな気持ちをわかっているのだろう作者は登場人物5人にひとの気持ちが記号で見えるという能力を与えた。そのうちメインのキャラクターの京くんが持つのが、はてなマーク、ビックリマーク、句読点がひとの頭の上に見えるという能力。何かに対してその人の思ったこと、例えば「テストができてうれしい」だったら、ビックリマークがたくさん見えるというものだ。ファンタジーでちょっと漫画っぽいが、私はとても気に入った。

こんな超能力あったらいいなぁ、と単純に思う。ちょっと自慢できるし、これを使って何かできそうな気もする。でも、そういう気がするだけかもしれない。この本にもあるように、ひとの気持ちが見えるのに、なんか人間関係はギクシャクしているのだったら、持っていないのと同じではないか。結局、他人の気持ちはわからないので、思いやりをもって接しましょう、というのが作者の言いたいことなのではないだろうか。ひとの思っていることは雰囲気とか表情をよく見ればなんとなくわかるしね。

この本の内容はとても身近に感じる。同じ高校生の話で、仲良しグループがあって、グループの中で好きな人がいて、とか。京くんは文系の陰キャっぽくて、おとなしくて、真面目。でもちょっとイケメンの設定。彼がずっと好きなのはミッキーという明るくて、かわいい、元気で、ちょっと鈍感な女の子。この二人をカップルにしようと友達があれこれ気を回すが、なかなか関係が進展しない。よくある恋愛のストーリーだが、「早く告白したらいいのに」とか「そこでそうなるの?」とか突っ込みながら一気に読んでしまった。

途中、この高校の恋にまつわる伝統が紹介される。修学旅行のときに二人きりで鈴を渡した相手とは一生結ばれるというものだ。うーん、これはすごい、と思うとともに、ちょっとくすぐったくなってしまった。でも、これはいいと思う。女子にはバレンタインデーがあるけど、男子には告白の機会は基本的にはないし。男子も告白しやすいのではないだろうかと一瞬真面目に考えてしまった。こういう伝統がある学校はあるのだろうか?うちの学校のあったらどうだろう。もっとも私には関係ないかもしれないが。

また、10年後の自分への手紙というシーンがある。話に聞くタイムカプセルというものだが、自分向けには書きにくいだろうな、と思う。私は10年後何をしているのだろう。とりあえず進路はどうしようかな。まだ高校生になったばかりで進路とか実感ないし。とりあえず部活を一生懸命やろうかな。

本のタイトルが変わっている。最初見たときにどのように読むのかと思った。「かくしごと」の各文字の間にカギカッコが入っている。本は大きく5章から構成されていて、登場人物5人それぞれが一つの章を自分の目線で語る。タイトルのカギカッコの中には何も入っていないのだが、各章にはそのキャラクターが見えるという記号が入る。とても面白い。それが「隠し事」で、「かくしごと」には実はもう一つ「各仕事」という意味が含まれていると最後にわかる。ひとは皆それぞれ違っていて、それが個性で、自分の役割を果たすことにより、お互いに助け合っている、というメッセージになっている。

他の人と違っていい、といわれるとなんだか気が楽になる。学校生活もそうだけど、皆同じようにしないといけないという見えないプレッシャーのようなものが強い。受験して、大学に行って、会社に就職して、と。皆同じような人生を歩まなくてはいけないような感じになる。やっぱり、本に書かれるくらいだから、そのようなプレッシャーを他のたくさんの人も感じでいるのだな、と思った。

最後に感じたことをまとめたい。人の気持はわからないので、相手のことを考えて行動しなくてはいけない。また、人はそれぞれ違って個性がある。自分のやりたいことをみつけてそれを一生懸命やっていく。ファンタジーの青春恋愛小説だったが、私はこのことを学んだ。これからの高校生活は自分のやりたいことは何かを探して過ごしたい。



閑話休題。
もし、あなたが大学に行ける状況にあるのなら、できるだけランクの高い学校へ行ったほうがいですよ。今はわからないかもしれませんが、ランクの高い学校を卒業していると、もたらされる機会が段違いです。学校名というのは一生背負っていくことになります。途中で変えたくても変えられません。
今からでも遅くないですからスタディーサプリをやったほうがいいですよ。かつて有名予備校の有名講師の授業は東京でしか受けれませんでしたが、今はどこに住んでいても、スマホで、何回でも見れて、しかも安い。正直、だれでも東大に行けますよ。リアル「ドラゴン桜」です。やってない人は夏休みだけでも試してみては?

【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

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